鉄鋼団×同人王×フリゲれびゅわーず オフ会大戦CHAOS
赤松弥太郎的註釈集
(2013.9.14)
※サラッとしたレポートでは満足できないあなたのための、特濃註釈です。
※個人の感想であり、他の参加者の見解を確約するものではありません。

赤松弥太郎
激辛イチオシレビュワー末席。最近ボク以上に遅刻する人がいてその地位を脅かされつつある。
性別は乙女のヒミツ、年齢は永遠の5さい児、というのはかなり前からの公式設定。
アホでイタくて残念な子だと一発でわかるプロフィールで、なかなか重宝する。

牛帝さん
赤松は激辛初代管理人時代、リアルタイムでレビューを読んでいた。
また牛帝さんも、赤松のイチオシレビュワーデビュー当初から気に掛けてくれていたらしい。
知り合ったのは2006年、同人王の白子登場話で赤松が感想を書いたのがきっかけ。
オフでは同人王(初回サンプル版)を買った2008コミティアで初対面。

その後も非常に良好な関係が続いており、「洞窟物語のウラガワ」に2人で出かけた時には、
操作ミスでカーリーを殺してしまった牛帝さんに赤松が「死んじゃえ!」と放言する等、非常に関係は良好。
赤松はおそらく「同人王」のケイコファン一号であり、ことある毎にケイコケイコと言い続けて洗脳した。
終盤になるほど露出が増え、順調に道を踏み外していったケイコだが、わしが育てた。
Kinokoと鉄鋼団についても同様の洗脳を施している。

NOIEさん
2006年当時、赤松はKinoko1・2のデジタルリマスター版はプレイしたものの、
実はKinoko3は見逃していた。たぶん体験版だとタカをくくっていたのだと思う。
第2回みんなで決めるフリゲ音楽ベスト100で投票されたのがきっかけで、Kinoko3とSTARLIKEをプレイ。
その後、リクエストスレの早い段階で鉄鋼団の推薦があったことを発掘、インタビューに至る。
インタビュー後、サシで呑みに行き、同人王話で盛り上がったその時、歴史が動いた。

その後、インタビューのテキスト起こしにコメンタリーを加えるという、前代未聞のプロジェクトがスタート。
赤松は何度もNOIEさんの虎の尾を踏んづけ、熱い友情が育まれた。
しかし、こう振り返ると2006年は色々なことが起こった年だったのだなあ。

Imitation湯呑
今回のオフの元凶の元凶。
mozellさんとNOIEさんのコラボ曲「Raura」のPVに、なんの脈絡もなく登場した謎の湯呑み。
以前より「お経」と呼ばれていた「Imitation」の歌詞があしらわれた、寿司屋の湯呑みのようなアレである。
Imitation湯呑
このスクショだと朱泥、万古焼っぽく見える。ちなみに万古焼はバンコヤキと読む。

悪魔のささやき
ロリコンの常套句。

湯呑プレゼント企画
悪魔のささやきを聞いてしまった赤松が発注した、美濃焼のオリジナル湯呑を希望者に送りつけるという企画。
工場生産の湯呑にプリンタで印刷する安価なものもあったのに、施釉で柄をつけて焼くサービスを選んだため、
最小生産数10個というノルマが課せられていた、というのが裏の企画理由。
結果一般ユーザーから計8個を受注できたので、実はノルマは楽々クリアできていた。なのに……。
Imitation湯呑・実物
朱泥ではなく白地という違いはあるものの、フォントも配字もほぼ完璧に元ネタを再現する一方、
来客用にさえ使えるほど作りもしっかりしている、ネタとしての扱いに困る代物を目指していた。
みなさんからの反応を見ると、その目論見はかなり成功したようだ。
ちなみに、この湯呑を焼いた宮公製陶所は、朝ドラ「あまちゃん」作中の寿司屋の湯呑(の小道具)
に使われたという実績のある陶工である。

【お中元】湯呑み何個欲しいですか?
おそらく赤松は、早々にノルマを達成できたことで完全に気が大きくなっていたと思われる。
「NOIEさんに1セットだけ送って、足りないと言われても困るからなー」という大きなお世話心からメールを書き始め……
とてもここでは紹介できないほど、盛大にやらかした。
後にNOIEさん曰く、「とうとう発狂したかと思った。」

そんな狂気の塗り込められた文面に対抗したNOIEさんは、「10個くれッ!!」と叫ぶまでに追いつめられてしまったのだが、
実は、赤松は10個受注と聞いた段階で非常にうろたえてしまい、さらに続けてNOIEさんが
「赤松さんは「うまい棒」はお好きでしょうか?」と返信してきた瞬間、完全に心が折れてしまった。
(理由はうまい棒事件参照。RXが「リボルケイン!!」と叫んだときのクライシスの気持ちがわかった。)
自ら仕掛けた戦争に完敗したというトラウマが、さらなる戦禍を招くことになる。

お茶
とある鉄鋼団ユーザーからNOIEさんに届けられた逸品。一口含むだけでふくよかな甘味が広がる高級品。
湯呑企画に後から気がついたユーザーさんから、湯呑を分けて欲しいという相談があり、
在庫がだぶついていたNOIEさんから贈った結果、お返しとしてゲットした。
NOIEさんが赤松に、そのお茶を飲みに来ないか、と誘ったのが、今回のオフ会の直接の引き金である。

敗戦のショックから赤松は、アバ茶を飲まされるに違いないと確信。
ちょうど同時期にデートの約束をしていた牛帝さんを盾にしてそれを回避しようと考えた。
2人の男から同時にデートに誘われた時、「3人で遊園地に行こう!」というのは最悪のNG提案なので、知らなかった人は覚えておこう。
男同士に面識がない場合は、なおのことである。面識があっても大惨事だけど。

ただし、NOIEさんと牛帝さんを引き合わせたい、というのは、それこそ1年以上前、
NOIEさんと初めて会った時から思っており、都度仕向けていたことでもある。
NOIEさんと会ったときの第一印象は「牛帝さんに似てる!」であり、それは今でも変わっていない。
容姿はまるで似ていないのだが、雰囲気や物腰、ふとしたところに現れる人柄がちらほらと共通していて、
どこか似た印象を受けるのである。

サイダー茶漬け
10年ほど前NOIEさんが食べ、あまりに悪質な味から「みんな一度は経験すべし!!」と書いた代物。
これに今敢えて挑戦して、NOIEさんを死地におびき出そうという赤松の罠である。
炊きたてのご飯によく冷えた三ツ矢サイダーをぶち込むのがポイントで、
その見た目と言い、温度と言い、甘味が麻痺して炭酸の酸味だけが際立つその味と言い、
相当難度の高いイカモノに仕上がっている。
言うまでもなく、作った以上はおいしく食べること。

大人のキリンレモン茶漬け
赤松の挑戦状に対する、NOIEさんの理想的な答え。
品目を変えることで「もうあの時とは違って大人なのだよ」とアピール。
味はおそらくサイダー茶漬けと大同小異。より酸味が強い味になるものと思われる。
試さないよ!?

カルピス牛丼
おびき出されたNOIEさんを迎撃するために満を持して登場した最終兵器。
NOIEさんが大人のキリンレモン茶漬けに挑戦する前に用意し、待ちかまえていた。
その実態は、かなりのイカモノを食ってきた赤松をもってしても手に余す暗黒物質。

赤松が心から愛するあるフリーゲームについて、作者が「悪趣味ゲーム紀行」から引用して
「牛丼とカルピス、どちらも美味しいからといって、普通は混ぜません。」と書いていたのを見て、
赤松は「もしかしたら美味しいかも知れないじゃないですか!」と力説していたのだが、
Sさん、心の底から謝罪します。これは人間の食べるものではありません。
チキンレースに勝ったという精神的充実感はあったものの(←あったのか)、
肉体が負ったダメージはかなりのものであった。

コーラそうめん
NOIEさんによる終戦宣言。
今までの難物と比べると普通に食えるらしい。みんなも食べよう!

ここまでの第二次大戦は、完全に牛帝さんそっちのけでヒートアップ。
第一次大戦の惨禍を知らない牛帝さんにとってはまったく理解不能な出来事であり、
(知っていても理解不能であることに違いはない。念のため。)
一人ガクガクブルブルしている様子が見て取れた。完全な被害者である。
この時点では、まさかラジオで公開することになるとは思っていなかった!

待ち合わせ
Kinoko3の主人公の名前の由来になった、あの駅で待ち合わせ。
一年ぶりに会った牛帝さんは、体重が10kgも減っていて、高見山が舞の海になったような衝撃を受けた。
しかし、もっと衝撃を受けたのはNOIEさん。普通にイケメン髪型になってる!
これを見て赤松はすかさず、「まるで社会人みたいですねえ!」と口プレイ。
ズラで良かった。本当に良かった。

鉄鋼団本部への道
駅から見ると、鉄鋼団本部は急峻な山道の頂上にあり、一般人は道中かなり消耗する。
牛帝さんの膝の具合が悪かったため、バスで移動することに。
この道で足腰を鍛えているNOIEさんにとっては、随分久しぶりのバス移動だったらしい。

そしてこの道は、NOIEさんがKinoko用の写真素材を撮影して歩いた道でもある。
道端にごく普通に聖地が見える光景は、着実に牛帝さんのリアリティを奪っていく。
そんなおかしなテンションのまま、息つく間もなく楽しい闇鍋が始まってしまったのである。

Kinoko鍋
掲示板からのリクエスト、「闇鍋」と「毒キノコ試食会」を適当に混ぜた結果生まれたもの。
Kinokoに登場する食えるキノコは全て配合されている。以下そのリスト。
  • 「始祖」マッシュルーム
  • 「シイタ」椎茸
  • 「寮長」シメジ
  • 「男爵」トリュフ
  • 「お庭番」舞茸
  • 「一面のザコ」エリンギ
  • 「変態」アガリクス
  • 「ホーミー」キクラゲ
  • 「研究員」ナメコ
  • 「ラスボス」松茸
  • 「大丈夫だ、問題ない」エノキ(←これだけオリジナル)
NOIEさんが丸一羽の鶏から取ったスープの中に、これらを全て投げ入れ、
さらに白菜や豆腐も入れた、非常に(間違った方向で)豪華な鍋。
椎茸とアガリクスとキクラゲは市販の干しキノコを使ったが、舞茸とシメジとエノキは赤松が
家で干してきたものを投入しており、衛生的にも割とデンジャラス。
なおマッシュルームとエリンギも干してみたのだが、夏場の湿気でザルごとカビが生える惨状となり、
生のものを使った。松茸とナメコも生、トリュフは冷凍である。

キノコそれぞれの強烈な臭いが混ざり合い、真っ黒に染め上がったスープ。見た目は相当アレ。
しかし「キノコは種類を入れるほど味が出る」という父の言葉を信じて良かった。父さんは嘘吐きじゃなかったんだ!
今までこんなに旨い鍋を食ったことはない、と確信を持って言える。
初めて食べたトリュフが闇鍋だった(しかも旨かった)ことは、3人の一生の思い出として刻まれることだろう。
キクラゲ旨い! 松茸も旨い! みんな違ってみんな旨い!

しかし、例えば牛帝さん視点で見ると、数十分前まで見知らぬ他人だった人の家で、
得体の知れない鍋をつついている、という異常事態なわけで、現実感が麻痺するのは至極当然の話。
親睦のために鍋をつつくのは、実に日本の素晴らしい風習であると実感。

ゴーヤ
NOIEさんの庭で大繁殖中の野草。NOIEさんは無造作に実をもぐと、それをチャンプルーに調理。
スーパーの安物とは違う、野趣に溢れた路地の味。程よい苦みがまた旨い。
闇鍋に入れるのかと思っていたが、ガチで旨い鍋だったので入れなくて大正解。

赤松はゴーヤを見る度、「オ・ヤサシ巨人BFG」(The BFG)に登場するおばけきゅうり(snozzcumbers)を思い出す。
挿絵のブレイク氏はどこかでゴーヤを食べたことがあったのだろうか。

ラジオ会場へ移動
かれこれ2時間も鍋をつついていた一同、2本目のガスカートリッジが切れたところで時刻に気づき、
あわててラジオ会場である説教部屋前に移動。前回のラジオとほぼ同じセッティングである。
鍋をつつきながら中継する案もあったのだが、PCの置き場が無く断念。
3人前としては多すぎる鍋だったが、ほとんど食物繊維なのでカロリーは低かったはず。

客入れ
Kinoko1より「最終兵器トホホ」、Kinoko2より「七戦士ズ」、Kinoko3より「アガリクス」「A GREAT EVIL」
という悪役曲メドレー。これ以上ないラインナップである。

ウエハシさん、じゃなかった、ギュウテイでいいんですか?
赤松は普段、ギュウテイさんと呼ぶことがほとんど無い。
オフレコではずっとウエハシさんで通している。
赤松のIMEはウエハシと打つと牛帝と変換できるようになっている。
こだわりではなく、ただ単に覚えられないだけ。多分これからも覚えられない。

ボクのPCはポンコツ
持ち込んだのはVista搭載のくせにメモリが1GBしかない、という一昔前のモデル。
twitterとねとらじを一緒に立ち上げた段階であっぷあっぷ。
結果、ボクが裏方でやるべき作業をNOIEさんにやらせてしまい、ラジオでは赤松が悪目立ちすることに。
絶対NOIEさんと牛帝さんで話を進めた方が面白かったのに、と心底思う。

神谷白子
「同人王」のメインヒロイン。ペンネームである肉便器先生の方が通りがいい。
第17話より「ほら、この世はこんなに美しい」のシーンをピックアップ。
タケオ覚醒の直接のきっかけになる、終盤の重要シーンである。

同人王(私家版)
「値段が上がってる」というのはデマ。でも売れば相当な値段で売れておかしくない。少なくとも100円ではない。
ちなみに同人王のバージョンは、真一初登場シーンで最初に何をしているかで見分けがつく。
降龍をやってるのが初回サンプル版、生ものマンをやってるのが私家版、ファミ通のアレ(仮)を読んでるのがマヴォ商業版。

姫路と友ちゃん
「Kinoko2」の主人公とメインヒロイン。
暴君である姫路に、そこそこ常識人である友ちゃんが振り回されている、という友人関係。
牛帝さんのバニー好きは今に始まったことではない。「激辛のアレ(仮)」時点ですでに重症である。
無論、Kinoko2にはバニーは登場しない。Kinoko3でウサギ型マスコットが登場するけど。

オフ会のところでヌいて救われて終わり
マヴォ版第7話までに相当。
ペリーヌの夢を見ながらイッたタケオが起きたときに白子は既におらず、一人病室で
「この世にも救いがあるんだなあ、うへへ」と言ってそのままエンドという、あんまりにアレ。
この時点のプロットは事前に公開されたことがあり、赤松は「これぞ大傑作!」と叫んでいる。
明らかにきが くるっとる。

ケイコエンド
ボクはケイコファンだけど、そんな話知らなかったよ?
確かに第8話時点のケイコはだいぶ病んでるのは事実。
この頃はまだ赤松がケイコケイコ言っていたから出してた感じで、まだキャラが定まっていなかったが、
その後少しずつ常識的な女の子(牛帝基準で)へと落ち着いていった。

できるかなー!
KIMM SOFTが制作した唯一の18禁ゲーム。絵師であるつかさんのサイトで公開されていたが、公開終了。
現激辛管理人のESさんがレビュワーデビューした作品としても有名。
絵師が外注なのでメガネ成分が控えめ(お姉ちゃんとお父さんだけ)なのが残念なところ。
無論、みんなで遊ぶタイプのゲームではない。いつもの赤松のセンスである。

亮平くん
「できるかなー!」の最萌キャラ。お兄ちゃん。
妹さんやお姉ちゃんと2人きりで残されていても何もできないヘタレのくせに、
お父さんが目の前でシてるときだけ「俺にも寄こせ」などと言ってくる。
日記に「ヤりたい女ベスト10」などと書いたため、お母さんに読まれて襲われるが、
最初から逃げ腰で、イれる前にイッてしまう。弟くんの方がよほど持続力がある。
その直後にしれっと「母さんの喜ぶ顔が見たい」などと抜かすのもポイントが高い。

あざらし
開発室Pixelの有名作だが、コンパクに応募して入賞歴があるのは、知らない人も多いのではないだろうか。
コンパク版の方は「いかちゃん」の音源、リメイク版は「洞窟物語」の音源だったり、
落下速度等の調整も入っている。
赤松的に音楽はコンパク版の方が好き。

ぶんぐるWA!
2001年公開のジャンプアクション。「魔王のアクジ」のBusterさん作品。
とってもかわいいインスマウスくんを操作して、「ぶんぐるWA」というWAを集めよう!
「迷宮城ハイドラ」といい、Busterさんは我々のSAN値を削りすぎである。

音切れ
>>8さん>>14さんごめんなさい。全部赤松のPCのせいです。
今にして思うと割とマズいことを口走っており、お二人のレポでもフォローしてないので、あえて触れない。
そのくせ赤松のイタい話になるとピタッと収まるとか、どんだけ主人公属性なんだ。

学級委員長
だいぶ美人さん。あとメガネ。
大学入学時点で小学校卒業時点とほとんど印象が変わっていなかったことに驚いた。
今もきっと、まったく変わらない顔で子育てに励んでいることだろう。

Kさん
牛帝さんの小学校の同級生。「激辛のアレ」最終話参照。
アレは間違いなく「フィクション」と書いてあるコメントの方がより本音に近い。びるまさんとか。

手がモミジはやめろ
実はマヴォ版でも修正されずに残っているところがある。第14話をよく読もう。

▲さん
おむすびと読む。絵師。牛帝さんファンにして熱心な同人王読者。
牛帝さんは面と向かって罵倒してくる友人に多数恵まれており、▲さんはその最右翼。
赤松なんてまだおとなしい方ですよ。絵が描けないから絵に対してのコメントはして……ない……?

中司・メイヤー・千春
スタアライクの司会者。その名口調は中毒患者多数。
ぱっつんヘアのゴリマッチョで、鉄鋼団員からは大好評。
第漆話以降、今までの髪型がズラであったことが発覚。意外な素顔も明らかになってきているが、
無くて七癖のSTARLIKEにあって、実はたいへん常識的な好人物。

加賀美
肉屋。デブ。死んだハムスタアの肉を捌いて売ってたりする。
なお「かもぉぉんぬ!」は別の人のセリフ。この人は「オー、我が娘よ、なんダナ!グッフフ」。

来宮節子
STARLIKEのヒーローにしてヒロインのスーパー小学生。
家事全般が完璧、家計管理もバッチリ、アルバイトもバリバリこなせるのでヒモ一人くらい余裕で養える。
性格はおとなしいが正義の人であり、キレると誰にも止められない。

*ロリペドなのは演技です
これは本当。牛帝さんはただのチッパイスキーである。
牛帝さんが「アイマスなら千早」と言ったときの赤松の落胆は、言葉では言い表せないほどのものだった。

夜気憂
鉄鋼団のマスコットキャラクター。STARLIKEでは保健所のお姉さんを担当。
その生活不能者ぶりは第肆話を参照。セッちゃんを嫁にもらいたいとかなり本気で言っていた。
性格もだいぶ激しい。まれにいいことも言うんだけどネ。

銀ちゃん
野良ハムスタア。阿鼻兄弟の弟分で、アニキ同様異能生存体である。
主人公ハムスタアに純心を弄ばれている、かわいそうな子。
と言うより、あまりにツンすぎて、天然の主人公にまったく気持ちが伝わってない。

月紫野活子
スタアライクの主催者。
その過去色々あっただろうことは、現在第漆話時点でも想像できる部分はあるが、
感情移入できる材料はまだ出てない、というのが現状。
小学生相手に「あなたが憎い」とか言っちゃう、だいぶ大人げない人。

もぜ楽2
mozellさんの新作アルバム。あの「バンバード Piano Version」が収録されている。
現在好評発売中。

ゴアグラインド
ってなんですか?

日和るな、カチこめ、さすればトライアゲイン!!
「Kinoko3」第8話での姫路佳世渾身の名言。迷言ではなく間違いなく名言。
なのだが、その良さが初見ではわからないところが姫路クオリティ。
これの良さは多分、プレイしないとわからない。

本日3次元に使う精液は1ccたりともない!!
「同人王」第23話のトイレットペーパー男の至言。
プロの参加者とは何か、読者に端的にわからせる説得力。

いいだろう、もっともっと注いでこい。この際だから全部貰ってやる!
私はまるで器のよう…ただ恵みを受けてばかり…………
「Kinoko3」と「同人王」の最終話、どちらも一番クライマックスのところの台詞。
どんな流れでの台詞なのか、ぜひ自分の目で確かめていただきたい。
赤松の清濁併せ呑むヒーロー論は、仮面ライダーOOOの影響が大きい。
クウガという「やせがまん」、空我=滅私のヒーローへのアンチテーゼを目指したのかなあ、と思っているけど、
それに成功したのかどうかと言うと……横道に逸れすぎるのでここまで。

ユーザー投稿企画
Kinoko3に登場するキャラクターをみんなで投稿しよう! という企画。
2007年のエイプリルフールに偽装して行われ、集まったキャラクターはすべて第9話に登場した。
どう考えても使い道が思いつかないようなキャラが多数なのに、無理やり登場させ、
それに対してやっきゅんが矢継ぎ早にコメントしていく様子は圧巻。

Moon Whistle
コンパク1999年10月度金賞。ツクール95製だが、後にツクールXPでリメイク版が出た。
この作品が各人に与えた影響についてはラジオのとおり。
プレイヤーに非常に大きな影響を与えうる作品。

Cresteaju
2001年7月公開の大作RPG。
作者Shouさんと赤松の関係については、インタビューに詳しい。
現在テキスト起こし中なので録音版を参照。

TRS
鉄鋼団リアリティーショック。一般人があまりに鉄鋼団的な事象を目にすると、
遺伝子レベルですり込まれた鉄鋼団に対する恐怖心により、ショック症状が発生する。
一般的には失禁、記憶障害など。重篤な場合そのまま死に至る。
「公園で鍋を食べていたが、警察からは何も言われなかった」
「団員服で海に出かけたら、人波がモーゼの十戒のごとく割れた」
等の現象はすべてこれで説明される。

なお、この現象が起きるかどうかは、鉄分の多さに大きく左右されるため、
団員であれば安全というわけではない。
実際Keithさんは何度も拘留されている。
鉄鋼「団」として行動していないとダメらしい。

うmy棒
Actixなる印刷会社がやっている、オリジナルの袋をうまい棒の上にかぶせるサービス。
もちろんやおきん公認である。
今回NOIEさんが利用したのは、テンプレートに画像を入れるサービスだが、
最近になって法人向けのフルカスタムメイドも個人に開放された。

パッケージに描かれているのは同人王版は主人公タケオとヒロイン白子、
というわかりやすい組み合わせ。
Kinoko版については後述。

ドレッドヘアを短くしたような
なぜ牛帝さんがそんな勘違いをしたのかは不明。普通にシャギーなイケメンズラだったはず。

激辛レビュワー一覧
一時期牛帝さんが、Poserを買った記念に、レビュワー紹介を全員Poserの全裸にしたことがある。
現在のレビュワー紹介は、その当時のものをESさんが再現したもの。
牛帝さんにとって「とりあえず全裸」という発想はとてもナチュラルなものであり、
同人王を読んで「なぜ全裸www」とか言うのは牛帝素人である。
もちろん玄人になってもまったく嬉しくない。

Kinokoの方のキースさん
Kinoko1から3までレギュラーで登場した謎の浮浪者。初代名言メーカー。
実は本当に大企業の創設者だったことが3で発覚。カノッサ機関とは関係ないガチだった。
才能を持て余して腐っているという、同人王の真一に近い境遇だったりもする。
「やるならとことんやれ」はKinoko2での発言。
「常に限界に挑戦しろ!限界を越えろ!奴らの予想を超えろ!!」はKinoko3での発言。

名前を鉄鋼団員のKeithさんから取ったために、いつもラジオではヤヤコシイことになってしまう。

モップ
Kinoko2のマスコットキャラ。モップのような犬のような何か。
その驚きの正体はKinoko2最終話で明らかになる。
このままではちょっと悔しいので、同人王で登場した回転スケッチに挑戦してみた。
モップ犬・上面図
うん、こりゃシャコだね。

鉄鋼団bot
twitterに存在する謎bot。鉄鋼団作品からの名言・珍言・世迷言421種をランダムツイートするらしい。
421種類も入ってるので、中にはトンでもないものも登録されている。
多分極めつけは「まー、そんなにファックしたいというのなら、してやらんこともないが」(キース/Kinoko3)。
実の娘にかける言葉ではない。

F.E.I.F.
Far East Iron Force。鉄鋼団の英語表記。かなり昔からある。

ペリーヌ
世界名作劇場「ペリーヌ物語」の主人公。タケオの嫁であると同時に牛帝さんの第一夫人。
赤松はペリーヌ物語も、原作である小公女もまったく目を通したことがない。
ついでに牛帝さんの第二夫人である「アルプスの少女ハイジ」も未見。

ハムカツはテッパン
STARLIKEに登場するハムカツは、現実のものとはだいぶ異なる駄菓子。
串に刺さっている肉がどう見てもハムスタアの姿揚げ。
「ハムカツはテッパンだよな!」は第陸話でのカンちゃんの発言。

寒中富士登山
鉄鋼団が2005年10月下旬に行った企画。
飲み会中に「富士登山したい」とこぼした友人(登山未経験)を引率して
NOIEさん、Keithさんの元山岳部の3人で山頂を目指す、というもの。
「積雪・登山禁止」と書いてあったにもかかわらず強行した結果、
案の定雪や雹に降りこめられ立ち往生、断念と相成った。
この時もユーザーからのリクエストを受け付けたのだが、相変わらずの毒々しさ。
パン一登山だの山頂で浣腸だの、実に言いたい放題だった。

僕は元ワンゲル部だから
NOIEさんと牛帝さんの意外な共通点の1つ。実は2人とも山岳部出身なのである。
オフレコでは笑撃の2人の現役時代について色々聞くことができた。

野麦峠越え
2008年3月、Keithさんが強行した「禊の旅」での一幕。
2m以上の雪に埋もれ、どこから崖でどこから道かもわからない野麦峠に敢えて徒歩で踏み入り、
雪崩跡を横切って強行軍した結果、水と食糧が尽き、雪洞を掘ってビバークせざるを得なくなった。
Keithさんの冒険奇行の中でも5本の指に入る危険行動であり、
死んでもなんの不思議もなかった。

そう。「5本の指に入る」。これ以上のことはここには書けない。

あの人だからしょうがない
鉄鋼団員Keith。その半生は伝説と誇張に満ち溢れている。
かつて旅人として生きたその人は、今は地に根を下ろし、役者として活動中。
実から虚を見せ、虚で実を語る、「世界は偉大な詐欺師を失った」と言われたその才能は今でも健在である。
その人となりは鉄鋼団インタビューで熟知すべし。

ピクニックマン
フリーゲーム作者数あるといえど、彼ほどの鬼才はどこにもいないだろう。
誰も真似しない、否、できない領域で、たった一人で戦う孤高の天才である。
ESさんが狂乱したいちごマンレビューはこちら
私家版同人王で真一がプレイしている生ものマンもこの人の作品である。

そんな孤高の天才がスタッフを受け入れるなんて、とても信じられない事態なのである。
新作「プロフェッショナル警察」は初のオンラインゲームになる見込み。
まるで今までのピクニック作品とは一線を画するスクリーンショットもまた異常事態を告げる。
ツクールじゃなかったです。なので期待してください。ちゃんと自作ツールです。

ウコン味
Kinokoシリーズに登場する駄菓子「ンまいBOW」に存在するテイスト。
他にはデスレイン味、もずく味、砂肝味、抹茶味、もんじゃ味等があるらしい。
言うまでもなくうまい棒のパチモノで、味は人間の食うものではない程濃い。

濡れうまい棒
伊集院光が広めた都市伝説の一つ。うまい棒は焼き上げ前、整形した段階で食べると10倍うまいという。
通常のうまい棒は焼いた後にシーズニングするが、たこ焼き味は二度焼き製法をしており、
シーズニング後に焼き、焼き上がりにたれを塗ってさらに焼いているので、伊集院氏が食べたのはおそらくこれ。
通常のうまい棒の焼き上げ前、味無しのものは普通にまずいというレポートがある。
製造元のリスカは工場見学を受け付けておらず、一般に食べる手段は存在しない。

ンまいBOWプラント
Kinoko3の清菊ルートにのみ登場する施設。
流れてくるンまいBOWにソースをハケで塗る、という非効率そのものの製造工程が明かされた。
実際のうまい棒は、箱詰め工程だけは人力でやっているらしい。
牛帝さんがクリアしたのはシイタルートのみで、これの存在は知らなかった。

如月清菊
Kinoko3のヒロイン3人の内の一人。パンク少女。
キースの実の娘であり、母親を見殺しにした彼をブッ殺そうとやって来た。
一番戦闘が難しいルートな上、キャラ的にもストーリー的にも難度が高い。
よほど彼女が好きか、それともキースが好きな人以外にはオススメしかねる。

今回のうmy棒には、そんなンまいBOWに因縁のある父娘があしらわれている。
二人が本編でも見せたことのないような険しい顔をしているのはそのせい。

偶然の産物なんだけど
Kinoko1の時点で、キース大物設定は存在していたが、
昔の女がンまいBOW工場で働いているという設定は後付けである。
Kinoko1の前にンまいBOWの製造元は倒産しており、
したがって清菊の母の死はKinoko1より前だったことがわかる。

うまい棒事件
2000年10月、石垣島逗留中のKeithさんに対して行われた、NOIEさんからの手の込んだ嫌がらせ。
この一件以来、Keithさんはうまい棒を見る度、野獣のような眼光をこちらに飛ばしてくるようになった。
この時の写真をネタとして使ったのが、KinokoシリーズにおけるンまいBOWネタの発端。

一週間でうまい棒1000本を食べきる男
「うまい棒」で検索するとなぜか上位に引っかかる、伝説の勇者の伝説。
この人のすさまじいところは、こんな無茶をやっても相変わらずプロフィールには
「好きなもの: うまい棒」と書いたままになっていることだ。

醤油一気飲みするようなもの
事実、一週間でうまい棒1000本を食べきる男の特技は、醤油の一気飲みだった。

大相撲
牛帝さんは相撲ファン。折しも9月場所初日の前日であり、把瑠都関引退発表の3日後であった。
唐突に話がすっ飛んだように感じるかも知れないが、牛帝さんと赤松の会話ではよくあることである。

思い出に残っているゲーム
赤松は、Moon WhistleとCresteajuは別格として、他のフリゲは多すぎて1つに絞れないのである。

ときめきメロディー
1999年4月度コンパク入選作品。ツクール95製。糞ゲー。
Moon Whistle作者である神無月サスケさん曰く、
「シナリオの中にう○こが出てくるのか、う○この中にシナリオが出てくるのか微妙なレベル」。
タイトル画面とテーマソングだけ、やたら美少女ゲームっぽいのもムカつく。

ぼく、ドラピーもん
ツクール95製のバカゲー。作者の部屋を探索するADV。10分で終わる。
肝心のドラピーもんはテレビを調べると放送してる。
コンパクに応募するもノミネートすらされなかった。

1999ChristmasEve
2000年公開の長編ノベル。ADV制作ツール吉里吉里/KAG普及の立役者。
激辛史上空前絶後の満点作。2001年12月、ついに九州ローカル番組で放映されるに至り、
おまけのように激辛も紹介された。
ホラーノベルとしてもギャグゲーとしても遊べる、一粒で二度おいしい作品。

禁術と呼ばれる術
1998年公開。ツクール95製。
「Nepheshel」「イストワール」に代表されるシンボルエンカウント + 宝探しRPGの元祖と言うべき作品。
Moon Whistleのマップ設計にもおおいに影響を与えている。

DanteWin・D2Win
ツクール Dante98とDante 98IIのWindows用エミュレータ。
再現度は割と高いし、それ専用に特化しているので非常に使いやすいのがメリット。
……のだが、最近のOSだと動かないという報告がちらほらと。開発終了しているのでサポートは期待できない。

コープスパーティ
第2回Aコン最優秀賞作。Dante98製の(基本)ホラーADV。
Kedwinさんは間違いなくロリコン。妹のおしっこをトイレの中で待つのが正解、という時点で察すべし。

囚人へのペル・エム・フル
1998年8月度、インターネットコンパク史上唯一のプラチナ賞作品。Dante98II製のホラーRPG。
この作品のデブの扱いの悪さは異常。気づかないうちにいなくなって死んでる、そして誰も気づかない。

うmy棒リスナープレゼント
終了しました。

びるまさん
牛帝さんの無二の親友。「同人王」の真一のモデル。激辛二代目管理人であり、びるまは当時のハンドルネーム。
赤松とは接点がほとんどない。ので正直よくわからない。

左手用のデバイスは使ってないんですか?
机の中央にペンタブを置くと、フルサイズのキーボードを置いておくと邪魔になるので、
ペンタブの左側に小型入力端末を置いて、ショートカット等を登録しておく人が多い。
NOIEさんはペンタブを膝の上に置き、そのまま左手でキーボードを操作している、という実演。

パーダさん
Web漫画家。バトル漫画の大家。代表作「魔道」「十字道」「拳道」。現在「呪道」連載中。
「パンドラ」は「魔道」の1つ前の作品で、現在公開終了。
バトルマスターについて書いていたのはさらにそれよりも前とのこと。

トラックポイント
ThinkPadに搭載されているポインティングデバイス。
赤くてポチっと(キーボード中央に)立っていて、こすると感度が良すぎて(ポインタがどこかに)いってしまう。
これではマス(四角形)をかくのも難しい。
かつては他機種にも同様のデバイスが搭載されていたが、ThinkPad以外からは根絶された。
販売元が変わろうと、使いづらいと大好評だろうと、ThinkPadにだけは搭載され続けているが、
マウス使うからどうでもいい。

らき☆どら
春日部の菓匠ちぐさが製造・販売しているどら焼き。
実は闇鍋用の具材として牛帝さんが持ち込んだものだったが、Kinoko鍋があまりにガチすぎ
(そして量が多すぎ)、入れるのを断念した。大正解である。
こなた(チョコレート)をNOIEさん、かがみ(餅)を赤松、つかさ(みかん)を牛帝さんが取った。
みゆき(いちごミルク)を持ってきていたら赤松は迷わず選んだだろうが、
牛帝さんの貧乳へのこだわりがそれを許さなかった。

お前バーニングの方じゃん
ニードル・サンドマンさんの名言。第2回参照。

加賀美と中司にしか見えない
ぜひ4コマ描いてください。はむ☆すた。

バトルマスター 究極の戦士たち
1993年11月発売のSFC用格ゲー。システムビジョン開発、東芝EMI販売。
ヴァンパイアの半年前にして、ダッシュ、空中ガード、ガーキャン技、投げ返し等の最先端のシステム、
乗れる障害物、喰らいキャンセル必殺、必殺キャンセル必殺、空中喰らい即復帰等誰も真似しないシステムを搭載して、
ろくにバランス調整もしないでリリースしてしまった。
主人公の性能はラジオで触れたものの他に、一人だけ瀕死超必殺搭載、しかもその超必殺が非ロック乱舞、
トドメの一撃の前に必ず気絶するので絶対に一発入らない、等々。完全に異次元。
数々の死亡確定コンボを禁止しての仲間内プレイなら、と思った人はまだ甘い。
このゲーム、2P限定のバグが多く、あからさまに2P有利だからだ。
ゲーム展開の速さや目まぐるしい攻防の入れ替わり、特に空中戦なんかは楽しいらしいのだが……

なぜこんなに詳しいのか? 「パロってFIGHTER S.H.D.」の隠しボスがこのショウだから。
「おれは突進技をガードしたと思ったら、いつの間にか投げられていた」な…なにを言っているのか(略)

パーフェクトダーク
2000年10月発売のN64用FPS。レア開発、任天堂販売。
ミッションには3種の難易度設定があり、最高難度で全部のステージをクリアすると、
敵の体力・AI・命中率を自在に設定できるカスタムモードが開放される。

ホムラコンバットPlus
魔法少女まどか☆マギカの二次創作TPS。2013夏コミで発売。
NOIEさん操作・制作のお手本動画はわかりやすいと好評。

2時間過ぎちゃった
後半1時間はいつ切っても良さそうな感じではあった。
段取りが良ければ良かったんだけれど、多分段取りを組むには1時間以上かかったと思う。

Web漫画界は疲れてきてる
牛帝さんの実感では、最近「なんでこんなことやってるんだろう?」と虚無モードに入ってしまったり、
実生活の負担が重くてやめてしまう人が増えている、とのこと。
クォリティを上げるために時間を掛けすぎてるんじゃないか、と牛帝さんは考えているようだ。
その点フリーゲームは、そもそもそのあたりの問題を乗り越えないと公開できないからなァ……。

最後の挨拶
赤松のテンションがいつもに輪を掛けて怪しい。

堀尾正明
元NHKアナウンサー。現在フリー。
文学座を経てNHKに入った多芸の人。「スタジオパークからこんにちは」の初代パーソナリティを務め、
CMなし1時間ぶっ通しトーク番組の礎を築いた。
無礼打ちギリギリレベルの挑発を繰り返しつつゲストの味を引き出すその才覚は、独立後、
うるぐすでの江川卓の操縦等でも遺憾なく発揮されていた。
が、今は最前線に立つには少し歳を取りすぎてしまったのが惜しまれる。
今は彼ほどのパーソナリティがNHKにはいなくなり、スタパは30分に短縮されてしまった。

糸井重里
今はコピーライターと言うより、ほぼ日のボスと言った方が本職っぽい。
マネをしようとする前からわかっていたことだけど、人脈の維持コストって半端ない。
少しメンテを怠るとすぐに錆び付いてしまう。
それだけでメシが食えるのも当然の話なんだと思う。

「あの人に聞きたい!」はほぼ日オマージュ
わかるわけがない。

インタビューの目標
だからこそ、「洞窟物語のウラガワ」については、「くそっやられた!」と思っていた。
洞窟物語のPixelさんとLA-MULANAのならむらさんが対談してて、それを動画配信ですよ!?
ライブハウス貸し切りで150人集めちゃうんだよ!?
会場の人ほとんどLA-MULANAのこと知らなかったけど! この価値がわからないのはもったいなさ過ぎる!
クソップロの資本め、俺の夢を軽々しく実現しやがって、という悔しさは多分、
心毒として赤松の推進力になっている。

なんでこの3人集まっちゃったんだろう
赤松が仕向けたからである。

キース王国
Kinokoシリーズに登場する公園。今回3人が出かけたのはそのモデルでありロケ地である実在の公園。
住宅地の真ん中にある割に広めで、すべり台やブランコなどの遊具が置いてある、
いたってありふれた公園である。
水道の位置も変わり、キャメムシなどの謎オブジェもなくなり、Kinoko1当時の面影はほとんど残っていない、
とNOIEさんは寂しそうにしていた。

>>5さんのリクエストは遂行できず誠に申し訳ない。
台風前日の土曜日ということもあり、公園は大量の小学生で埋め尽くされていたため、
赤松の視線は泳ぎ、鼻の下は伸びきっていた。
とてもTRSに期待できる状況ではなく、遂行していたら公権力の餌食になっていただろう。

フリゲ以外に趣味はない
多分本当。特撮鑑賞だって惰性で続けてるだけで、趣味と言うほどでは……鎧武にはかなり期待してるけど。
ただ、活動の幅が広がりすぎて、純粋にフリーゲームをプレイする時間が削られてるのが悩みどころ。
そろそろ「休日何をやってますか?」という質問が鬱陶しい。
「ゲーム」って答えると「どんなゲーム?」って聞いてくるんだろ?

市販ゲーム機は持ってない
色々勉強してるんですよ、インタビューとかレビューのために。

下北沢
小田急線と京王井の頭線が交わる場所にある街。新宿からも渋谷からも5分という位置である。
「沢」の名前の通り、四方を坂に囲まれた狭隘な谷地にできた街。端から端まで歩いても10分程度の狭さ。
にも関わらず発展してきた理由の1つは、小田急線の「開かずの踏切」にあり、
北口と南口の文化が混ざることなく、互いに競い合い、
一方が興隆するともう一方の再開発が進む、という循環が生まれていたためだ、というのが赤松の持論。

小田急線立体化をきっかけに、プラスかマイナスかはわからないが、必ず「何かが起こる」に違いない。
来るなら今のうち、ということで、お2人を案内した。
某ナニのネタが大好きな牛帝さんの性地巡礼も目的だったのだけど、下調べが不十分で大失敗。
むしろ東北沢寄りなのねアレは……。

一番街商店街
下北沢繁華街の北端に位置する商店街。
下北沢では一番よく古い街並みを保存している商店街であり、長く地元住民のインフラであった。
最近は新しい雑貨屋や飲食店が増えているが、一方で時計屋や畳屋、着物屋など、
昔からの地元の店も多く残っている。

だいぶ古い店が減ったとは言え、STARLIKE制作中のNOIEさんにとっては格好の素材収集ポイントで、
ガンガン撮影していたのだが、牛帝さんと赤松はお疲れモードで立ち止まっていられず、
ガンガン置き去りにした。ごめんなさい。

荒木氷室
今時珍しい氷屋。夏場はかき氷を売っている。
日が暮れてもまだ暑かったのでここでかき氷を食べた一同、氷の質の良さに驚く。
抹茶もちゃんとした抹茶で、NOIEさん曰く「久しぶりにうまい宇治金時を食べた」とのこと。

下北澤驛前食品市場
旧北口の隣に存在する、下北沢の中核地。
戦後間もなくの闇市から発生したバラックアーケード。
かつては古着屋や食料品店が建ち並ぶ、混沌とした活気に溢れた商店街だった。

そして、小田急線立体化で最も深刻な打撃を被った場所。
立体化直後に東側の1/3がモザイク状に切り取られ、空き地にされてしまった。
昔からの店はすべてシャッターを下ろし、わずかに新しく場所を借りた飲食店が数店あるだけ。
少し前まで、権利が複雑だから大丈夫などと言っていたが、もう秒読みの段階だろう。
小田急の線路があった土地に道路を通して、ここはロータリーにするんだってサ。
そうなる前に、NOIEさんには見届けてもらいたかった。
写真撮影は相当はかどったようだ。

ザ・スズナリ
小劇場系劇団にとって聖地の1つ。フリゲファンは小麦畑のoumiさんが度々触れていることを思い出すかもしれない。
アパートだった建物を改造し、1階部分を飲み屋街に、2階部分を芝居小屋にするという発想、
どこから出てきたのかわからない。が、ちゃんと法律の要件は満たしているので安心してほしい。
とてもそうは見えないだろうが。
もとがアパートだったので、非常に独特な舞台機構を備えているが、問題は客席。
打ちさらしのコンクリで、狭い、尻が痛い、背もたれがないの三重苦。
それでも観たい人は集まる。その日も満席だった。
NOIEさんはKeithさん経由で舞台関係者とも繋がりがあり、スズナリにも来たことがあったそうだ。

珉亭
下北沢にこの店有りと知られた中華料理の名店。愛されて58年。
この店の魅力は、何も変わらないところにある。
一度食って旨いと思ったなら、毎日食べたって同じように旨いし、10年ぶりに来たって同じように旨い。
お袋と親父に次ぐ「世界で3番目に旨い」のキャッチコピーは伊達ではない。
薄味で透明感のある鶏ガラスープに細打ちの縮れた麺、パンチの無い基本に忠実な味だからこそ、
お客の「食の故郷」となりうるポテンシャルが生まれるのだ。

まずは江戸っ子ラーメン、もしくはラーメンだけを注文してほしい。
あっという間に麺がのびるので、あとは時間との戦い。5分で麺完食を目指す。
盛りがなかなか良いので、自信がない人はお子さまラーメンも選択肢に入れよう。
ご飯は有料だし、替え玉なんてサービスは無い。
なぜ白菜の中華漬けが乗っていて「江戸っ子」なのか、なぜチャーハンの色が赤いのか、
なぜ年中無休で冷やし中華をやっているのか、等はこの店の佇まいの前では些細な疑問である。

2階は畳敷きで、割と長い時間いても怒られないが、21時前後から混みはじめるので注意。
煤けて読めないメニューも、急で軋む階段も、すり切れた畳も油まみれの色紙も、
おばちゃんもおじちゃんも何一つ変わらず維持されている。
ずっといつまでも ながいきしてください。

なにかに耐えてるような食べ方
「同人王」第12話のエピソード。実際牛帝さんが受けた指摘だったとのことなので、
さっそくラーメンを食べている牛帝さんを観察。
……うん、なにかに耐えてる。でも割とよくある食いっぷりじゃないかな?
男はなにかに耐えながらメシを食う。

Googleドライブ
例えばGoogleドライブのようなタグ式分類ができるファイル置き場は、資料整理で力を発揮する。
複数の属性がある場合、ツリー式ディレクトリだとどのフォルダに入れるか迷うこともあるが、
タグ式分類ならば2つのタグをつけるだけで問題解消である。
ローカルで同様の分類ができるファイラーもあったはず。

ドッジ不能ボール
赤松は外野。聞いてる分にはとっても楽しかったけど、疲れて若干眠気が……

解散
いささかネタ過剰気味のオフ会だったが、盛り損ねたネタも多数。
特に公園で遊べなかったのは下心抜きで残念。
戦友よ、また会おう。
オフ会後、牛帝さんがNOIEさんに贈ったこの言葉を、赤松からもお2人に贈る。
「諦めないこと。
 例えお互い違うゲームに興じていようとも、決して諦めないという一点で、私達は繋がっているんだ。
 だから、頑張れた。
 相乗効果ってヤツかな。
 君だってそうだろ?」
(シイタ/Kinoko3)

謝辞
NOIEさん、牛帝さん、リクエストしてくれた皆さん、リスナーの皆さん、最後まで読んでくれたあなたへ。